はじめまして。私は1970年生まれの46歳。ペンネームはダンディと申します。ここ数年はとてもツラく、しんどい思いをしてきたため経験談をブログに書き記そうと思いました。
というも、私は40代に入ってから慌ただしく転職を繰り返しました。様々な事情があるのですが、誰もそんな話は聞いてはくれません。
同窓会では「40代で転職してるようではお先真っ暗だ」とバカにされる始末。まさか、この歳になって同級生から屈辱的な言葉を浴びせられるとは・・。
確かに「40代での転職は厳しい」だの、「不況だから若手しか取らない」と言われる昨今。甘いとは思っていません。
それでも私には転職しなければいけない事情があったため求職活動をしたのです。「40代だから仕事を辞めてはいけない」という訳でもありませんから。
20代でも転職はしましたが、当時に比べて企業の対応が冷たいことだってありました。
今まさに転職活動されている40代の方なら、年齢でこうも対応が違うのかと悔しい思いをされた方には伝わるはず。
しかしながら、そんな転職でも繰り返していると、「転職のコツ」なる物を見つけられるようになりました。私の体験から同じ40代で転職に困っている方のためになればと思います。
当ブログ管理人の経歴
簡単ではありますが、私がどのような転職を行ってきたのかをまとめました。
自己紹介としてあいさつ代わりに書いてみました。40歳からの経歴のみに絞って書いてみます。
【40歳】会社が潰れてしまい40歳になったばかりで無職に
40歳になった年に勤務していたスーパーが倒産。
理由は某有名ディスカウントショップ(大型)が店の目の前にできたため。これにより売り上げも激減したため、エリアから撤退決定。
勤続年数、社内での実績などから系列グループ会社への移動(他県)であれば雇用継続が可能と打診されるもマイホームのローンのため動けず。40歳からの転職を強いられることに。
【40歳】ハローワークで仕事を見つけるも失敗・・
すぐさま、転職先を探すためハローワークへ。なかなか思ったような仕事が無く、見つけて面接に出向くも不採用が続く。20~30代が有利な求人が多くとても困る。
求人誌、新聞などに掲載されているチラシを含めて10数社ほど受けて落ちての繰り返し。
焦りがピークに達する中で、別会社のスーパー勤務スタッフが募集されていたためノウハウを買われ採用される。なんとかこれで安泰かと思いきや・・。
新しいスーパーは早朝7時から出勤、夜10時帰宅で体力が追い付かない状況だった。前職のスーパーは職場環境が良く、同地区にあるスーパーとは思えない厳しさ。
これでは身体が持たないと思い、けっきょく10か月ほど頑張った結果に退職。
(関連記事:40代は焦って仕事を探さないこと)
【41歳】マーケティング企画会社への就職
ハローワークを諦め、ネット求人リクナビでの就活開始。
40代からでも始められるマーケティング企画会社があったため応募。スーパー時代に培った販売実績を買われて採用が決まる。
ちなみにリクナビでも10社ほど不採用になってはいるものの、ハローワークで応募した時よりは効率よく転職活動ができたので良かった。
結果的にマーケティング企画で働いたが、他にも「介護」と「タクシードライバー」といった職種で内定をもらっている。
3社の内定が出た中から「前職の経験が活きるのはどこか」と考えた結果にマーケティングを選択。
(関連記事:41歳が3社から内定を取った話)
【43歳】合わなかった仕事と、子供の学費のため転職を決意
マーケティング企画を甘く見ていた。私もそこそこマーケットに自信があったが、スーパーで働いていた際のノウハウが通用しなかった。得意だった店頭での接客スタイルが使えない。
スーパーでは売れ行きが悪ければ、すぐさま商品の配置換えをしたり呼び込みが可能。
しかし、マーケティング企画は机上戦略。
対面しない販売戦略では、私のパフォーマンスが発揮できなかった。それでも頑張ってみたが、20~30代の若手たちがガンガン伸びていくので居心地が悪い。想像していた仕事でも無かったのも大きい。
やりがいを失ったことや、子供に学費が必要になることなどが同時に襲ってきて精神的な負担だった。今後の人生や収入面での不安もあり、最後の転職と心に決めて辞職した。
【44歳】エージェント制度を利用して営業マンに
しかし、40代に入って短期間で辞めていることが響いたのか、なかなか採用されなくなってしまう。ハローワークでは面接の段階で反応が悪いのが分かる。
ネット求人も活用したが、以前リクナビを使った際にあったような仕事がちょうど募集されておらず。
「現実は厳しいのか・・」と妥協した就職を考えていた矢先に、「派遣会社や転職エージェントで相談しながら探してみては?」とのアドバイスを友人に受ける。
そこでDODAや派遣会社を活用するように。
これまでの仕事をアドバイザーに聞いてもらい、スキルなどを考慮した案件を紹介してもらうシステムで就活開始。
同時に、履歴書や職務経歴書の作成について教わった。これも効果が大きく、早く相談しておけばよかったと後悔する。
ここで出会ったのが、対面式で販売もできる営業マンだった。
転職エージェントシステムが私の就活法にマッチしたのか、紹介されるところでは落ちることもあれど内定も出た。営業系の他にも採用されたが、自信のある対面販売の営業を選択。
結果的に今の仕事(営業マン)に絞って正解。見事にここから人生を立て直して、再び生活を送っている。
(関連記事:転職エージェントに相談した話)
40代の転職は、「努力の方向性」さえ間違わなければ大丈夫
簡単ではございますが、これらの転職歴が私の40代就活のすべてです。もちろん、深いところまではこれから書いていきますが、大事なのは「努力の方向性」だと感じています。
全く採用見込みのない職種に応募していればダメになるのは当たり前ですし、逆に40代だろうとガンガン採用してくれる企業はあるわけです。
まるでボタンの掛け違いが起こったかのように、努力は全く効果がないことだってある。そう思うと、とにかく40代は転職における努力は方向性さえしっかりしていれば問題ないと感じています。
詳しくは追々に書かせていただきますが、ブログを通して40代で就職できずに悩む方にアドバイスが送れるよう細々と続けさせていただきます。(関連記事:努力の方向性の考え方)