「ブランクのある40代が履歴書で不利を受けない書き方」をお伝えします。
私は40代で転職を繰り返していますが、いつもポンポンと就職できたわけではありません。特に45歳で今の職に就く前には、非常に苦しい期間がありました。(参考リンク:45歳で営業就職)
とにかく就職できないので、どんどん時間が過ぎていくわけです。44歳なのに受からないので、履歴書を書くたびにブランク期間ができる状態。「早く採用してくれ!」と心の叫びも空しく・・。
その後、45歳で転職が決まるのですが、あの時の空白期間に悩まされたことは今も忘れません。
しかし、ブランクも扱い方・向き合い方次第でどうにでもなります。転職に不利を受けない書き方さえ知っておけば。そこで今回は、私が実践していた書き方をまとめてみました。
履歴書にブランクがあっても、理由が明確化されていれば不利にならない
ブランクをどのような扱いで履歴書に書いたのか。実際に書いたサンプルとしてお見せします。
私は44歳から45歳までの数か月間、全く仕事が決まりませんでした。履歴書に書いてみると以下のような具合。
44歳 ○○会社退職
~現在に至る(45歳)
こうなるわけですね。履歴書は色んなところを見られますが、やはり直近の動向を担当者もチェックしています。そのため、私のように40代半ばで数か月間も無職というのは気にされてしまうということ。
そこで書き足したのが、ブランク理由の明確化。次のように書いたのです。
44歳 ○○会社退職
マーケティング企画会社で働きましたが、じぶんにはお客様と対面することが強みだったと気づきました。そのため、顧客と向き合う仕事を目指し慎重に仕事を探すようになりました。
こう書くと、数か月間のブランクには理由があることが伝わります。同時に、じぶんの強みが「お客様との対面」というアプローチであることも書けます。
「ブランクが数ヵ月ある」という事実は残る物の、「働きたくない」とか「失業保険を受けるために就職を延ばした」というネガティブな意味を払拭できます。私はこうやって書き方を変えたことで、採用が決まりました。
それまでは、ブランクが出来ていく過程の説明を省いていたので最悪。書かない理由も、「もし気になることがあれば面接官に聞かれるだろう」と高をくくっていたのも事実です。
ですが、面接に呼ばれる前に「この人材はブランクがあるから・・」と切られては意味がありません。そのためにも、まずは履歴書でしっかりと「ブランクへの理解」をしてもらう必要があるのです。
「ブランク理由が特殊過ぎて書き方が分からない」という方へ
今回は私のサンプル例として掲載しましたが、読者の方のケースによっては書き方が難しい話もあるかと思います。実際、私もじぶんで考えて書いていますがアドバイスの元で作ったので偉そうに言えません(苦笑)
ブログ内でも、転職エージェントで仕事を決めたと書いてきましたが、この書き方もエージェントで教わった物です。
すべてでは無いですが、エージェントの担当さんのアドバイスを元に、じぶんのブランクをどのように扱えばいいのかを聞いた上で作りました。
「このように書いてみては?」と転職エージェントで提案を受けると書きやすくなるんですね。アイデアを貰うと、じぶんの中にこだわっていた思いなどが一気に溶けていく感覚。
私のケースでいうと、DODAで担当コンサルタントさんにお世話になって書けるようになっています。
そのため、「このブログを読んだだけでは分からない。ネットで調べてもわからない」という方は、直接指導してくれる機関を訪ねてみることをオススメします。
特にDODAは40代に強い求人を多く持っているので、興味があればチェックされると良いかと。登録するだけで、非公開求人8万件が見れるなどメリットだらけですからね。
ブランクを上手に扱い、不利を受けない書き方を極めて頂ければと思います。