「就活は企業を利用するために行うべき」という話をします。
営業職という仕事柄、飲み会という名の接待にも出ています。しかし中には嫌な相手(企業)もいるので、飲み会を行うことそのものがキツイと思う事もあるんですね。今週末もその嫌な相手と飲んできた写真です(苦笑)
ただ、嫌な相手と飲むにしても「嫌だな~」と思いながら飲むだけでは時間が勿体ないですし、何か得るものが無いとツラいだけ。
そこで行うようになったのが、相手を利用するということです。性格が悪いですが(笑)
就活の話ともつながっており、相手(企業)を利用するつもりで関わっていくと気持ちがラクになります。むしろ就活のメリットも生まれてきますよ。
相手を利用するのはとても楽しい
私が行う先方企業の利用法ですが、ひとまず情報を引き出すわけです。これは仕事に関わらないのですが、「相手の知っていることでじぶんが知らない事」を聞くとためになります。
特に接待だからと、偉そうにふんぞり返って上から目線で関わってくる相手からは聞きだしたいですね(笑)
自慢話や、どうでもいいゴルフの話を聞いてもこちらは特にならないので、こちらが聞きたい情報の引き出しにかかるという具合に。
面白いのは、経験した人にしかわからない話をどんどん体験談として聞くこと。(これは私の利用法なので、別の事でもいいですよ)
この飲み会でも、スカイダイビング経験を6回している人がいたんですね。そのスカイダイビングにまつわる話を詳しく聞けるわけです。
飛んだことがない人に取っては、ネットにない情報も聞けます。そうなると、ある種の経験を間接的に知れた感じがします。
今後に役立つかはわかりませんが、この話を聞いておくことでまた別の場所での営業トークのきっかけを作ることも可能。
これは接待の無い仕事に就かれている方でも飲み会の席で使えます。単純にコミュニケーション手段として、話に花を咲かせるネタ作りにもなるので損はありません。
面倒な飲み会で、嫌な相手の話を聞くなら、合間でこういった体験談を聞く。すると嫌な接待に向かうはずが、「今日は何の情報を仕入れられるのか」という視点が生まれて楽しみに繋がっているんですよ。
就活における「企業の利用」にも応用可能
こういった「利用」を覚えてからというもの、私は就活中だったころから使えばよかったと思って今回の記事を書いています。
40代に入り廃業リストラに陥ってから、私は常に仕事探しの場でシンドイ思いをしてきました。ですが「嫌だなー・・」と思う背景には、仕事探しで苦労することしか考えていなかったからです。
これは今就活されている40代の方も同じように思われているかもしれません。そうなると、働くことが決まっても大変だろうとしか思えない。これだと楽しい気持ちは湧いてこないですよね。
逆に今の私が就活で「企業を利用する」なら以下のようなことを考えると思います。
- 40代の就活デビューとして、今までになかったキャラで職を探す
- 転職先では新人をいいことに、企業の深いところまで知る努力をする
パッと思いつくのはこんな感じです。40代ではありますが、就活の際には今までになかったキャラで仕事を探したいと冗談抜きで思います。
「こういうことを言うと引かれるかな・・」とか、「今までのじぶんには無かった強引さで面接を押してみようかな」とか。初めて私を見る人には過去もわからないので、就活デビューするつもりで攻めたいですね(笑)
結果的にすぐに就職出来ればいいですし。企業側には失礼かもしれませんが、反応を見せてもらうために利用するという感覚。
40代にもなると礼儀やマナーを知り尽くしているので、実は攻めきれない就活をしている可能性は大いにあります。私もワンパターンな面接を繰り返して不採用が続いたので、少しくらいキャラチェンジすればよかったと反省。
また、新人の質問にかこつけて、色んな物事を興味本位で聞くのもいいでしょう。仕事も始まって慣れてくると、改まって聞けることも少なくなります。
会社はどういうシステムで回っているのかや、サービス提供に当たって繋がりがある会社はどこなのかとか。知っていくだけでも、俯瞰的に企業を把握できて面白いと私は思います。
知れば知るほど会社という存在が面白く、それでいて有利な立場も取りやすくなりますからね。
ここをお読みの40代の方なりの企業利用をされてみて下さい。「働かないといけない場」と思うより「働きつつ利用できる場」と考えるだけで、サラリーマンとしての視野も広がりますから。
私の思い付き日記みたいになっていますが、もっと「会社を利用してやる」という人が出てくると「させられる仕事」から「やらせてもらえる仕事」という価値観が生まれやすくなると思っています。