「男性が女性に食わせてもらうことを恥じる必要は無い」という話をします。
40代にもなると、キャリアのある女性は何かと収入もありますよね。
私の勤める会社も少なからず女性がいるのですが、長年勤めているとそこらの男性並みに給料をもらっている方も出てきます。
そんな女性(38)と話していると、「夫が収入面で頼り無い」というんですね。
確かに、大卒からずっと働いて来ている彼女ですので最近転職したらしい旦那さんより多いのもわからなくもない。
ただ、「男性に収入があってこそ」という考え方に苦しむ人が多いのも事実。低所得な男性の肩身が狭いことはよく言われることです。
40代で転職を考えるも止まってしまう人の中には、収入が下がることを危惧する人もいます。嫁さんに食わせてもらうことへのプライドが邪魔をする・・と。
そういう方にこそ、「女性に食わせてもらってもいいじゃないか!」と言いたい。かくいう私も食わせてもらっていた時期があるので、体験を交えてお伝えします。
私も実は、妻に食わせてもらっていた時期がある
男性はプライドの生き物なので、女性に食べさせてもらうことを恥だと捉えすぎる傾向があります。
これは私が30代の頃の話です。当時はまだ妻が働いていたのですが、子供の体調不良などが続いたことを期に仕事をやめているんですね。
それまでは、安月給な私と妻の収入を合算して生計を立てていました。この頃は妻の方が収入も良く、どちらかというと私が支えられていた事実もあります。
私の収入では家族が支えられなかったのですが、妻の収入の方が多かったため実質的に妻ありきの家計という話。(それが今の鬼嫁ポジションの名残にもなっているんですがw)
しかし、妻は妻でそれらのことに触れることはありませんでした。おそらく妻がいないと出来なかったであろう外食など、ふつうに出来ていたことは感謝しています。
そんな30代を送り、挙句に倒産リストラされてしまった私ではありますが、恥じたことが無いのもまた事実。
妻の支えに感謝するも、所得に関しては気にすることはなかったと言えます。もちろん、稼いで楽をさせてやりたいとは思っていましたが(汗)
男性の収入だけで、とやかくいう女性に振り回されるな
人生はどうなるか分からない物で、40代になって私もようやく収入面で妻を超えられたと思うようになっているわけです。
当時よりは着実に増えているため大黒柱なる実感も湧いています。
40代で女性より収入が少ないと、男性は卑屈になることもあるのは聞く話。しかし、それはそういう価値観の中に育った女性と一緒にいるからなだけ。
別に男性が女性に食わせてもらっても、それはそれで一つの人生。上手く行っているのであれば、別にお金の面で助けてもらってもいいじゃないですか。
所得の高低で、女性にとやかく振り回される方がストレスですし時間のムダ。「男はお金だけじゃない」と思って頑張って欲しいものです。
女性だって、「女は○○」と決めつけられたくないはず。生き方が多様化し、男女平等社会もこういうところからドンドン変わっていくべきでしょうね。
どうしても男性として所得の低さに悩むならまず相談を
ちなみに、女性より収入が少ないことを大きな悩みとして変えたいのであれば、やはり転職は避けられないというのも事実です。
「気にすることはない」といった物の、男性の価値観として「妻(彼女)よりは稼ぎたい」というなら職場を変える必要があります。給料が上がらない昨今、現状のままでは変わりにくいので。
そこで、収入を大きく上げたいならやはり転職エージェントでしっかり能力を査定してもらい給料交渉を代行してもらう。これが所得アップの秘訣です。
私自身も今の職場に就職できているのは、DODAを使ったことは大きいので。すべてお金にまつわる事や、仕事の条件面を代理交渉してもらい掴んでいます。
今の段階で仕事に悩まれているなら、コンサルタントさんの話を聞くだけでも違うのでオススメしておきますね。