「平均年収を気にするなら、希望職種の賃金を調べよ」という話をします。
サラリーマンの平均年収って高いですよね。冬のボーナスも近いので、また例年のごとく手取りの少なさに嘆きそうです(苦笑)
しかし、あまり平均年収や平均ボーナスを気にしてはダメだと思うんですね。平均年収とは言っても、都会と地方とでは圧倒的な差が出るのはご存知の通りだと思います。
平均年収の仕組みも、そもそも統計を取る段階で地方が軽視されていることもありますから。
メディアは、労働人口の多い都市を基準にしますし、あえて地方の中小企業からデータを取る面倒なこともしません。
データが少ないのに、給料の多い都会の会社を多めに含めるので平均値が高くなりがち。
アンケートが取れる身近な企業は、どこも付き合いのある都会の会社ばかりだったなんてこともあるのです。
では、地方のサラリーマンが気にすべき平均年収はどれくらいなのか?という話ですよね。
参考にすべきはメディアのデータではなく、求人から見抜くこと。この意味をお話しておきます。
平均年収は気にするのに、希望職種の比較をしない残念な40代
おかしいなと思うのは、平均年収は気にするのに同業者の収入を全く気にしない人が多い点です。
今働いている人でも、他社の給料をチェックしたりしているでしょうか?求職中であっても、応募先だけの年収を見て決めていないでしょうか?
私はメディアやニュースの平均年収はなるべく気にしないようにしているのですが、同地域・同業種であれば気にします。そして調べます。
なぜなら、月収1万でも違えば年あたり12万円も収入が変わるから。
あまり収入だけに固執せず、職場までの距離や勤務時間で決める人も多いと思います。それでも、初任給が多い方が伸びしろも見えやすいですしチェックは怠らない方が無難でしょう。
平均年収は気にするのに、初任給や他社給与を気にしないのは本末転倒。しっかりと土台を固めてから、平均年収を気にされることをオススメします。
同業種での平均年収をチェックするなら求人サイトで
年収の比較については、使いやすい求人サイトを活用すべきです。サイトでまとめられているため、簡単に気になる部分をピックアップできますからね。
リクナビNEXT
やDODA
などであればオススメで、年収がしっかり書かれているため問題はありません。
お気に入りしておけば、後になって気になるところを査定できますから。
行き当たりばったりに就活して、「平均年収より低い」と嘆く暇があるなら少しでも調べてみるべき。
平均年収が気になるのに周りのことは全く気にしていなかったという40代の方なら、まだこれからですよ。
私自身、40歳で倒産リストラされたころは適当だったので・・(汗)同じ失敗をしないよう、お力添えになれば幸いです。