「"上司と部下が年齢によってトラブルになる"とすればお互いにレベルが低い」という話をします。
しばし聞く話ですが、「年下上司と関わりにくい」「年上部下は扱いにくい」といったことが会社にいると起こりえます。
私も先月ブログで書きましたが、係長に昇進したんですがよく分かります。
一応、中途入社組なので年齢の順で考えたら追い抜いた人もいます。同時に、私よりも若い上司も存在します。
これが会社によっては、トラブルの元にもなるようで。取引先の方と話す中で、愚痴を聞かされることも多く他人事ではないのかなと思うようになりました。
ただし、私なりに思うのは年齢と役職の上下で揉めてしまうのは幼稚だということです。少し煽りっぽいんですが、この問題を解決させる考えをまとめました。
職場である以上は、年齢を気にしてしまうとキリがない
私自身、40代で転職を繰り返した身なので入社と同時に年下上司に教わることも少なくありませんでした。
年齢的には私が上になるので、覚えが悪い時など「これ、年下なら本当は怒鳴られるんだろうな・・」という場面も経験しています。
それでも、私も覚えられないことに焦らず取り組むようにしていました。
確かに、年下部下である際には「やばい・・年下に教わることが理解できない・・」と焦るんですが(苦笑)
ここで変に年齢を気にしてしまうと、「年下に教わったこともできないのか・・」と自身を責めることに繋がり苦手意識も芽生えてしまいます。
私も仕事が出来るタイプでは無いので、やはりプライド的には傷つくこともありましたけどね。
でも気にしない。上司である以上、「じぶんより経験豊富なんだから」と言い聞かせる感覚でした。仕事においては結果が全てなので、年齢は気にしないのがいちばんです。
ちゃんとした会社は、相手の年齢を尊重する人材に溢れている
ただ役職と年齢に差があっても、相手の年齢を尊重している人たちの輪で働くとトラブルは起こりにくいんですね。
私の場合、今の会社に入る前に「もう40代ですし、人間関係的におじさんを扱うの周りの人から”難しい”と思われないでしょうか?」と転職エージェントで相談はしていました。
これも入社しないと分からない事や、同時に年齢に関しては「40代だろうと50代だろうと歓迎する社風」とも聞いたので半信半疑ながら入りましたが・・(笑)
実際に働き始めると、年下上司に当たる先輩は私と話すときはいつも敬語で話しかけてくれますね。年齢を尊重してくれてのことでしょう。
これは営業職だからかもしれませんが。年齢的に、いくらでも年下が上を指導する場面も多い業界なので。年齢的には先輩である私を立てつつ指導してくれたという感覚です。
逆に私も、係長に昇進して年上の部下ができましたが敬語は必ず使っています。
こういう一人一人の、同僚に対する尊重意識がトラブルの元を絶つのではないかと考えるようになりました。
年上、年下を気にせずに「まずは相手の年齢を尊重する」という姿勢です。体育会系の人などは、成績に関わらず先輩には敬意を払うのが基本ですから。
この姿勢を守れる会社に入社するのが大切。もちろん、入社してみないと分からないところは多いです。「心の持ちよう」から始めることをオススメします。
事前に「年下上司が現れるか」を質問しておく
私は、事前に転職エージェントDODAで話を聞いていたのですが、「年下の部下」が気になるなら聞いてもいいでしょう。
「年齢を気にするな!お互いを尊重する姿勢が大事」と分かっていても人によっては気にする度合いは違いますので。
たとえば、私なら人材エージェントで事前に「どんな人が上司になりますか」と言ったことを伺ったりもしました。
エージェントや派遣会社の場合、直接的に先方企業の人と関わっているアドバイザーさんがいるので一気に可視化されたりするんですね。だから聞いてみる方が良い。
取引の際に、全く相手と会った事も無い、顔も見たことが無いという求人システムだと、こういうことが難しいので。
そういう意味でも、転職して人間関係を一から構築したいなら人材エージェントを選ぶべきだと考えます。
もし新しく仕事を始められる方は、相談されてみるといいですよ。率直に「年下部下と上手くやれるか分からないんですが」と聞くと、コンサルタントさんが状況を教えてくれますから。