出世競争に疲れたなぁ・・
こう思ったら、頑張るか降りるかの2択しかありません。
会社で働く以上は、出世は気にしますよね。私もですが、人事部に異動するまでは営業をやっていて、2年ほど頑張った結果に係長に昇進していました。
それにも関わらず、会社都合で人事部に異動になり、また出世をゼロからスタートさせた状態。40代も後半で転職したので、ちょっと最近は出世がしんどいと思うようになりました・・。
ですが、出世競争に疲れたからと言って、消耗し続けないといけないことはありません。
現に私は、今は出世を諦めつつも、幸せに働けていたりします。
そこで今回は、出世競争に疲れた方に向けて、その疲れをポジティブに受け止める方法を解説してみます。
出世競争に対しては頑張るか、降りるかの2択しかない理由
まず出世競争に疲れようが負けようが、会社で勤めている以上は頑張るか降りるかの2択しかありません。理由をまとめておきます。
出世レースは会社にいる以上は付きまとう
出世は企業に勤める社員たちの競争である反面、会社側も求めている競争です。みんな仲良く手を繋いで働いて欲しいと表向きは言っていても、競争してもらわないと困るのが企業というもの。
そのため、成績などはいちいちチェックされますし、実際に私も営業をしているなかで、気にしながら働いていました。
これは営業に限らないのですけどね。過去に働いていた仕事でも、やはり大小なり上を目指すように会社には言われてたので。
出世に疲れたという人も多いですが、会社というシステムの中にいる以上は、レースが常に続くことを考えるべきと言えます。
会社での現状維持はいちばん厳しいポジションになる
出世も要らない、降りる事もしたくない。こういう姿勢で、現状維持を目指す人もいますが、現状維持ほど難しいポジションはありません。
何となく仕事をしていれば、やはり下からやってくる人は避けられないですからね。上にいる人はいるひとで、やはり変化のない部下として見てくるため厳しいのです。
「現状維持でいいや」と思うのは勝手ですが、私は結局のところ会社人であるなら、上がるか下がるかしかないと考えています。
私がスーパーで働いていた頃など、あまり頑張ろうと思わなかったのですが。それでも、自然と新入社員などを見ていると、頑張らざるを得ないなと思わされたなという過去があります。
出世競争に疲れた人が頑張るにはどうすべきか
疲れても頑張る道を選ぶ人はどうすべきかまとめておきます。
少し仕事から離れて休みを取る
疲れているなら、休んだ方がいいのは確かです。この休むというのは、出世レースに対して熱を入れないという意味ですね。
私も今はあまり出世レースは意識せず、どちらかというとのんびり目に働いているんですよ。人事部に異動したのもあり、しばらくは上もあかないと見ての判断ですが(苦笑)
よく、疲れてしまっているのに無理をしている人もいますが、時間や状況から頑張っても報われない時期ってあるんですよね。
そういう時は、ギアを落としつつ働くことが重要になります。全力で頑張っていた人が、休みながら働くと、気持ち的に余裕も生まれますからね。
休みつつ働いて、気分が戻ってくるようならまた頑張れば良いのです。私もここ数ヵ月、やややる気が落ちていたのですが。ブログも少なくなってますし(汗)少しずつ進めばいいと経験から思います。
会社の求める仕事と能力にミスマッチが無いか確認する
出世競争に疲れる背景には、どれだけ頑張っても届かない絶対的な壁があったりもします。例えば、会社の求める仕事や能力にあなたはついていけているかどうか。
ここでミスマッチがあると、出世競争の勝負以前の問題で、前に進まなくなっていることも考えられます。
私がマーケティング関係の仕事をしたとき、これは早い段階で気づきました。ここは自分の世界じゃないと感じたまま続けていたら、能力不足で出世どころじゃないと。
出世不足になった根本原因を知らないと、何に疲れているのかわからなくなるので、こういった会社とのミスマッチが無いかは確認した方が良いです。
出世競争に疲れた人が降りるならどうすべきか
出世競争から降りるならどうすべきかまとめておきます。
周りに流されるのはやめる
こんなことを言ってはいけませんが、周りに流されて出世を目指す人も多いです。特に、何も考えずに働いていると、出世だけが正義のように思えてきますからね。
自分が出世したいと心から思っているならいいのですが、出世しなきゃいけないという空気に乗っているだけなら・・会社のコントロールを受けているだけの可能性アリです。
降りるのはいいのですが、この周りに流される人は出世の亡霊に襲われ続けるのでご注意を。出世なんてどうでもいいと、あなたが思えるかどうかにかかっています。
ちなみに、私は妻に「しっかり継続して働いてくれたら出世は良いから」とまあまあのレベルで諦められているので、どっちに転んでもラクなメンタルではあります(苦笑)
給料や出世より家族を大事にする
出世から降りて、会社に費やす時間を家族やプライベートに向けるのもありです。私の友人でも、仕事一筋で家族を放置している人間がいたりするのですが・・。
やはり、それはそれで問題があると思うんですね。なぜなら、仕事は人生の一部だけど、家族を持った以上はやはりサービスすべき時もあるからです。サービスと言うと妻に怒られる(汗)
もし出世レースから降りるにしても、ただ降りるのではなく家族を大事にするためにと思えば、少しは気持ちが楽になると思います。
なかなか難しい判断ですが、降りることにも意味を持たせることが重要だと今になって思わされるばかりです。
終わりに どうしても雰囲気が出世を求めるなら転職も覚悟
どうしても出世レースが会社の雰囲気として逃れられない場合などは、その時は転職も考えるなどすべきでしょう。
私は幸い、出世をしろと言われる感じも無く、とにかく日々仕事を続けるだけなので助かっています。
ただし、追い込まれてしまってプレッシャーマックスで疲れているなら、転職して働くとより回避しやすいはず。
業務にもよりますが、営業職と言ったノルマや目標が次から次にやってくる仕事でなければ、そこまで出世レースに困ることはないですから。
40代からでも転職が容易なのは、私も実証しているので転職サイト&エージェントを活用されてみるといいですよ。