「40代になって書類審査を通過できなくなった」という人が、少しでも選考通過率を上げられる方法を話します。
私は40代になって3回転職していますが、いちばんキツいと思ったのは44歳の時でした。「もはや採用どころか、書類に目を通してもらえていないのでは?」と思ったほど。
それくらい書類審査が通過しなかったので、絶望したことは今も忘れません。妻には知らせていましたが、子供の前では平気なフリをして笑う必要があるので本気でしんどかった・・。
しかし、そんな私も書類選考に向けて対策を見つけることができました。これにより40代でも書類審査にはガンガン通るようになる経験を得て自信を持ちましたね。
今回はわかりやすく「3つの対処法」としてまとめてみました。書類が通らず、面接に進めない人の参考になればと思います。(参考:44歳で転職)
自力での書類選考が通らなくなったので、転職エージェントを頼った
ひとまず、私が取った解決策は「自力での書類作成」をやめたことでした。それまでは、じぶんが作れる範囲で書類を書いていたのですが・・。
私は40歳でリストラされ就職、41歳でさらに転職できていたため、当時は調子に乗っていました。「巷で言われるほど40代の転職は難しくないし、むしろチョロイな」とさえ思ったほど。
ですが、この勢いも44歳の時点で就活したときにピタリと止まり焦ります。妻からも仕事探しを急かされ、ここで転職エージェントに相談することに。
今にして思えば、もっと早く頼めばよかったと後悔しています。
それは転職エージェントDODAの担当者さんから「書類選考に落ちていた理由」と「通過率を上げるテクニック」を教わることが出来たからです。教わった内容は以下3つ。
① 証明写真から見受けられる印象を変えた
40代にもなってくると、履歴書に貼る証明写真がキレイに見せるに見せられなくなってくることもありますよね(苦笑) 20~30代なら、そのまま撮影してもハツラツしているものですが(笑)
まったく書類選考に引っかからなくなっていた時には、少し写真も暗かったというか。
エージェントのアドバイザーさんからは、「もう少し表情をつけましょう」とか「ネクタイの色を変えてみて下さい」など多くの助言を頂けました。じぶんでは悪いネクタイだと思ってなかったのですが・・。
44歳にもなるオッサンですが、この時ばかりは就活アドバイザーさんの言ってることが身に沁みましたね。何とも、雑な就活をしていたことを思い返しています。
「写真は40代就活の命になる」ということは意外と知られていません。書類を見た時に年齢と顔は絶対に見られるのですから、40代と若くないならせめて顔だけは元気でハツラツとしたイメージを出したいところ。
プロの人たちに指導を頂き、私はイイ写真を用意することに成功しております。
② 志望動機には提案を入れる
また、志望動機についても40代が書くべき内容を教わることが出来ました。20~30代では無いのですから、やはり動機は大きなポイントです。
特に私が教わって良かったなと思うのは、「提案型」の志望動機ですね。若者なら気持ちで押す就活として、そのまま働きたくなった理由を書いていればいいのですが。
44歳で就職をしようという私ですから、若者との意識格差を見せつけなければいけないわけです。そこで出した提案型の志望動機。
内容は「私は○○の仕事がしたいと思っている」といった動機をベースに、「○○の仕事なども追加して展開していくべきでは無いかと考えている」と書いたことです。
Aの仕事をやることは当たり前なわけですから、そこに40年という年齢分の経験値を上乗せして「私ならBという仕事もやるべきでは無いか」と提案するわけです。
こういう書き方をしていると、「受け身の仕事しかできない人材では無い」ことがすんなり伝わるんですね。
これもエージェントさんで書き方を指導されなければ、思いつきもしないものでした。40代は提案できるくらいの志望動機を書けないと、書類選考でインパクトを残しにくいと覚えておくべきです。
③ 履歴書・職務経歴書をプロに添削してもらった
原本となる書類の添削は必ずしてもらうべきだと思ったのも確かです。履歴書も職務経歴書も、一定の段階までは誰でも書けるのですが・・正解に近いかどうかは不明ですよね。
私は、妻に見てもらって判断していましたが・・。やはりプロの目は侮れません。私は、44歳になるオッサン的プライドで人に見せたくなかったのですが、エージェントには見せるべきだと経験から言えます。
「見せても見せなくても、結果的に同じだろう」と考えてしまうのは早合点です。素人は書類のことを知らないですし、今求められている人材情報も分かりません。
そういう意味でも、早い段階で応募先の企業にフィットした書類になっているかを見てもらうべきなのです。特にエージェントは企業と求職者を仲介するポジション。誰よりも詳しい位置にいるのは明らかですから。
これら3つをキッチリできた時に、私はすんなり書類選考に通過するようになっていました。44歳で転職エージェントを使ってから、さっさと仕事が決まったのはこれらの効果が大きく影響しているためです。
もちろん転職エージェントでも、派遣会社でも。ハローワークでも構いません。今、「じぶんの作った書類に絶対の自信がある」という方以外は、アドバイスをプロから受けておくに越したことは無いのです。
今回お話させて頂いた話は、私が転職エージェントDODAを利用したときに知ったことばかりです。
就労先に合わせて、「こういう書き方がポイントになる」という情報を教えてくれるので具体的な指導を受けつつ職探しがしたい方ほどオススメですよ。
履歴書・職務経歴書の相談をするならDODAがおすすめ
「応募書類をじぶんで作っているけど成果につながらない」と悩む方は非常に多いです。そういった方に向けても、転職エージェントDODAは力を貸してくれます。
私自身が、履歴書や職務経歴書を添削してもらって採用されたことで、「プロの目」の必要性を感じるようになりました。
もし「不採用が続く理由がわからない」とお困りの方は、就職相談も含めて応募書類の添削&仕上げを手伝ってもらうことをオススメします。すべて無料なので気軽に応募されるといいですよ。