「40代で年収300万以下であろうと問題ない」という話をします。
平均年収を気にされている方って多いですよね。特に40代くらいになると、一般的には年収が高くなっているデータを目にする機会も多いかと。
しかし、平均年収にはカラクリがあるので真に受ける必要は無いのです。
例えば、40代で年収300万以下は少ないといった悩みを抱えている方。全然問題ないですから。
なぜなら、「平均年収○○万円」というデータは、転職業界に都合の良い話を掲載しているだけだからです。
「平均年収○○万円」は、誰に取って都合のいい話かを考えよ
結論から言うと、転職業界に取って都合の良いデータと言えます。転職してもらうことで、新しい人材が動いてくれないと、全く人材の流れが生まれないですよね。
そこで、平均値が高くなるような統計データが出るようなケースを狙って調査する。それが今日、表に出てくる平均年収になっています。
平均年収データを見るたびに、「何だか数字が違っているな?」と思ったことはありませんか?
これも、どの会社を中心に計測するかで変わるからこそ起こる問題なんです。
私の会社も系列を含むグループの平均年収を調べれば、おそらく年収500万円くらいにはなるでしょう。
ただし、それは上の人の給料が良いだけで、私が実際に年収500万円に近づくかと言われるとそうでも無い(苦笑)
やっぱり上司たちの収入があっての平均年収データだなと思うのです。これも一つの数字が上がるマジックと言えます。
そのため、大手企業から回答を得て計算するだけでも平均年収は一気に上がります。だけど、その数字を実感できるのはごく一部の企業。
大企業は日本の会社の0.3%に過ぎず、残り99.7%は中小企業というのは有名な話(笑)
「年収が平均より低い」と感じてしまうようになっているのは、ある種の仕組みにハマっているだけと言えます。
では、このマジックに引っかからないためにはどうすればいいのかをお答えして終わりますね。
平均年収のデータは全く参考にしない生き方を目指せ
結論ですが、平均年収って気にしたら負けなんですね。述べて来たように、データは転職業界に都合の良い話でしか作られていないからです。
「平均年収を聞くと、それくらい稼がないといけないかな」と思うことで、人は転職を考えることもあるでしょう。
もちろん、お金が必要だからこそ転職してしまいたい人はすればいい。ただ、じぶんは年収が低いんじゃないかと気にするのは間違い。
偏った企業のデータからはじき出された平均なんて、信じていたら精神的にも参ってしまいます。じぶんに取って年収○○万円ほど必要だと感じれば、それは転職をすべきでしょう。
人間関係がきつい、サービス残業に疲れた。こういう理由は問題なく転職すればいいと思いますね。
でも、平均年収マジックに惑わされているだけなら、ちょっと考えた方が良い。
私は40代転職の応援をする上で、収入が転職によって上がったと書いていますが、これは個人的にお金が必要で狙って就職サイトを使ったからです。
平均年収くらい稼ぎたいという心理には駆られますが、そこは無視してじぶんのペースを大事にしました。恐妻も年収アップを望みますし・・(苦笑)
年収データにマジックはありますが、転職エージェントなどであれば私のような人材の年収をアップさせるマジックを持っているのも確か。
(希望の年収を出すと、それに対してフィードバックが貰えて能力の範囲で紹介されるという意味です)
もしお金の面で苦労されている方は、好条件の揃っているDODAなどから探されてみてはいかがでしょうか。
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